福祉活動を通して学ぶこと

福祉活動にも、様々あります。高齢者、乳児幼児、障害児者、難病を抱えている方にたいする援助活動であったり、自分にとっての本職としてフルに取り組む方から、自分のできる範囲でのボランティア活動であったり形態も様々です。
自分が当事者である場合や、家族や親しい方が当事者である場合、あるいは福祉とは無縁で気にもとめず生活している方もいるでしょう。
自分や家族、親しい方がいつどうなるかなんて、誰も知ることはできず、福祉と無縁に生活していた方が突然当事者になることもありうるのです。


福祉活動に少しでも携わったり、行動は起こさなくてもニュースや新聞を通して気にとめてみる、それだけでも、世の中にはこんな苦労をされている方々がいるんだ、とか、こういうことが問題とされているんだと知ることができます。
ボランティアを少しするだけでも、例えば車椅子を押して散歩をすることだけでも、車椅子を押すその重さや、道の歩き辛さを体感することができ、普通に歩けることをありがたいと思うようになります。
また、車椅子で散歩しやすくするためにはどうしたらいいかと考えることもあるでしょう。
福祉といっても多種多様ではありますが、少し心を福祉にむけるだけで、自分の幸せや他の方に対する思いやりが増してくるのです。
福祉とは幸せや豊かさをあらわす言葉です。社会の人々が幸せに豊かになるために行う活動が福祉的な活動といえます。福祉においては自分ひとりの幸せ、豊かさを考えるわけではありません。
人は一人では生きられないことを前提に、男性、女性、子供、大人、高齢者、障害者など関係なくすべての人々が幸せになれる道を探っていくことが福祉的な考え方です。
 幸せとは単に体が健康であれば得られるものではありません。
自分のやりたいことができて、ともに活動できる仲間がいてはじめて幸せを感じることができます。



 特に高齢者や障害者にとっては近くにサポートをしてくれる人間がいるかどうかがその人の生活の質を高めるためには重要になってきます。
 ノーマライゼーションとは「障害のあるなしに関係なく、誰もが気兼ねなく、当り前の生活ができるような社会を実現しましょう」という考え方です。
人はそれぞれで立場が違い、考え方も、性格も違いますが、自分だけでなく、みんなが幸せに、豊かに、健康的に生活ができるようにお互いに思いやりを持って行動することが社会福祉の第一歩であると考えます。